2002年にWarner/Rhinoからリリースがアナウンスされた、マイルス・デイヴィスのワーナー期における既発音源+未発表ライヴ音源4枚組『The Last Word』が、その発売直前でお蔵入りとなったことはファンの間で語り草(一部ではプリンスが共演楽曲の収録を拒否したという噂も)となっているが、十余年の時を経て、2015年ついに正式リリースが決定!しかも8枚組というフルヴォリューム! 『TUTU』(1986)から、『Siesta』(1987)、『Amandla』(1989)、『Dingo』(1991)、『Doo-Bop』(1992)、『Miles & Quincy Live at Montreux』(1993)、『Live Around the World』(1996)までワーナー移籍後の歴代アルバムを2015年最新リマスタリングで収録。さらにディスク8には、帝王一座80年代屈指の名ライヴと言われる1986年7月20日フランス・ニース公演音源8曲(2011年にリリースされた『TUTU』デラックス・エディションのみに収録。こちらも2015年最新リマスタリング)を追加収録! 各オリジナル・アルバムを、原盤LPデザインを忠実に再現したレプリカ仕様のペーパースリーヴにて格納。ジャズ評論家アシュリー・カーンによる書き下ろしライナーノーツや貴重な未発表写真などが掲載された60ページ・ブックレットを付属。「合わせ箱」タイプのクラムシェル・ボックス。