懐時計用アンティーク・アルバート・チェーン イギリス製 純銀製 by LT 英国製純銀ビンテージ懐中時計用アルバート・チェーン。 LT製。 刻印入。 髑髏VESTAフォブ 付き。 全パーツオリジナル。 超希少。 非常な美品。 コレクターズ・アイテム。 Memento Mori の概念を定義するならば、意図的に死を意識化することにより、生の限定性をより如実に感じるあり方と言えましょう。 このような観点からビクトリア期には、懐中時計は刻一刻と過ぎ去っていく時間を表すアイテムとみなされ、髑髏や骸骨のデザインが施された Memento Moriモティーフの懐中時計や鎖が、死にまつわる職業である医師、軍人、聖職者に特に好まれ着用されていました。 着用者が現在でいうところの専門職者であったこと、高度に精緻な造りを要し高価であったことから、翻っては社会的ステータスを象徴する アイテムとしてみなされることにもなりました。 ビクトリア女王もまた、骸骨を模した時計を所有していたことが伝えられています。 緻密なディティールに満ち満ちた鎖です。 骨、骸骨、手、鍵。それらを繋ぐ、瀟洒なリンク。 立体的で素晴らしい造形。 からくり仕掛けをおもわせる、驚くほど精緻な開閉式髑髏VESTA付き。 ピンにより閉じられたベスタを開けると、内部にもまた見事なディティールが施されています（写真参照）。 実に精巧に造られており、ピンはしっかりとはめ込まれて固定します。 リアルで、実に見事なフォルム。圧倒的なまでの存在感を放っています。 総重量は52gm。手にした際にズシリと心地よい重みがします。 本鎖Tバーの刻印は『925』二点、メーカー刻印『LT』、『錨』。 これらの刻印から、純銀製－イギリスのバーミンガムにて－LTにより製作されたものと判別されます。 ビンテージ品として非常に良好な状態と言えましょう。 メイン・チェーン長さ: 約 21 cm フォブ・チェーン（フォブ含まず）: 約 8.5 cm 髑髏フォブ（高さ(リンク含まず) x 底面(前~後)） : 約 2.5 x 4.1 cm Tバー : 約 4.3 cm 重さ : 約 52 gm強