当時の軍モノに見られる簡素なフィールドジャケットをベースに「ボロボロ戦闘服では大衆に恐怖心を与えることはできない」という言葉に着想を得て、彼が提唱した格式と威厳を象徴する当時のドイツ軍にも多く見られる見られる重厚感の あるボリューミーなシルエットを採用し独自の仕様のエポーレットや、大きく配したアウトポケット、かなり多い数を配した釦等、 多くの装飾的要素を乗せ迫力のあるコートに昇華したアイテム。 FABRIC SHELL : WOOL 90% NYRON 10% LINING : CUPLA 100% LINNER : POLYESTER 100% OTHER : WOOL 90% NYRON 10% シェルの表地には襟から前たてにかけては古い軍モノに見られる今の時代では有り得ないほどに目の詰まった肉厚で硬いメルトンを使用。ドッシリと重みが有りしっかりと防寒もできる素材になっている。ライナーコートのボディには芯部分に導電粒子を練り込んだアクリル繊維とシュレープファイバーをミックスし優れた導電性を持ち、発熱、保温力のあるコアブリッドB中綿を使用したオリジナルのキルトを採用。 DETAIL シェルのブルゾン総裏仕立てで大きなフラップ付きアウトポケットを配しエポーレットは主張しすぎないよう独自の比翼風仕様になっている。袖山を操作し肩線から袖先まで比較的直線で繋ぐ事で肩の落ち位置を着用者の体型に依存させ、運動量を確保すると 同時にどんな体型の人が着用しても肩が張って見えないよう設定されている。着丈もシェル単体で着用した時に最もバランスのとれた位置に来るようになっている。裾が跳ねないよう、ウエスト部分にアジャストタブを採用。ライナーコートは単体で着用すればクラシックとハイテクのハイブリッドステンカラーコートとして独立するよう設計。裾側は重い生地の為、サイドに思い切っ てベンツを配し、蹴回しの運動量を確保。歩きにくさを解消すると共に、パンツポケットを使用できるようになっている。ドッキング時に、襟は二重になり、キルト部分は隠れる為かなり重厚な印象のメルトンコートに。釦はタグワ椰子を削り出した本ナット釦を採用。 SHELL 着丈65.0/肩幅66.0/身幅79.5/袖下64.0/裄丈 98.0 LINNER 着丈125.0/肩幅66.0/身幅80.5/袖丈57.0/裄丈93.0